ブルンゲル多分出る(WCSの本戦に)~ブルンゲルの単体考察~
こんばんは!夏休みがもうすぐ終わりますね。
みなさんしゅくだいは終わりましたか?
宿題を出さずに大学生活が終わろうとしていませんか。
今回はブルンゲルの単体考察をします。
このポケモンはトリル要員としてパーティに採用されることが多いポケモンです。
しかし最近、海外を中心にガルーラへの対抗策としてスタンパーティの6枠目に採用されることがたびたび見かけられます。そこで、記事を参照しつつ、ブルンゲルがどんなポケモンなのかをイメージしていただければと思います。
以下の流れで進みたいと思います。
〇基本データ
〇ブルンゲルの型紹介
〇総括
〇昨日の晩ごはん
それでは宜しくお願いします。
〇基本データ
でかい(確信)
タイプ みず・ゴースト
とくせい のろわれボディ・ちょすい・しめりけ
100-60-70-85-105-60
タイプ相性
ばつぐん くさ/でんき/ゴースト/あく
ふつう じめん/ひこう/エスパー/いわ/ドラゴン
いまひとつ ほのお/みず/こおり/はがね/どく/むし/フェアリー
(1/4)
こうかがない ノーマル
技データなど
ブルンゲル - ポケモン図鑑ORAS・XY - ポケモン徹底攻略
〇ブルンゲルの型紹介
ブルンゲルには主に"トリル始動役"と"詰ませ役"で採用されるポケモンです。
今回はこの2パターンのブルンゲルを紹介しようと思います。
a.トリル始動役
トリル始動役としてブルンゲルが採用されることが多いのは、ねこだましを無効にできるタイプと、トリル後もしおふきを持つことによって腐りにくいことそして高速回復技を持つことによって、2回以上トリックルームを使用できるというところにあります。
では一つサンプルパターンを紹介しようと思います。
H252 C252 B4 れいせい メンタルハーブ(ナモのみ)呪われボディ
この技構成や配分はメジャーなもので、同じ構成のブルンゲル入りのトリックルームパーティは大会で結果を残していることがしばしばあります。
トリックルーム入りのブルンゲルはWCS2013でハルトさんが使っていたものが印象深いですね。しかしORASになってから、水のジュエルというアイテムがなくなったために、火力不足という問題が生じるようになりました。
その為、素直にHとCに振り分け、一定の耐久と火力を確保し、最低限トリックルームを発動できるようアイテムで保険を掛けるようになりました。
よく組み合わせられるポケモンは
相性補完やねこだまし、いかりのこなによる行動保障をつけトリル発動から
メガユキノオーによる火力の押し付けという形が散見されます。
ちなみに上記のブルンゲルがしおふきでH212D121メガガルーラがどれくらい耐えるかというと
105~124ダメージ(急所:157~186)
■■■■■□□□□□□
これくらい。
b.詰ませ役
こちらはブルンゲルのタイプ相性を活かした型で、海外を中心に散見されるパターンです。
サンプルパターンはこれです。
H252 B164 C4 D76 S12 図太い ぼうじんゴーグル 呪われボディ
こちらはhttp://imoutoisland.blogspot.jp/2015/07/imouto-beach-party-joint-nationals.html?m=1
に掲載されているブルンゲルと同様のものです。
記事(たろいもさんの翻訳
Imouto Island / #Imouto Beach Party – A Joint Nationals report | e-Sports-Runner)
この記事の作成者によると、「ぼうじんゴーグルは相手のモロバレル+メガガルーラ(メガボーマンダ)という組み合わせに対応するために持たせていたアイテム」とされています。
現環境におけるブルンゲルを簡単に処理しうるポケモンはモロバレルやボルトロス、ギルガルドといったポケモンです。割とメジャーなポケモンなので、パーティのバランスを見て6枠目での採用が多くなります。しかし、参照記事のように対モロバレルは補助技を完封し、ギガドレインのPPを枯らしていくプレイングもあるようです。
ガルーラ、ヒードラン、ランドロス、チョッキマリルリ、ドサイドン、バンギラ
スタンパーティに採用されやすいポケモンを処理出来るポケモンです。ただし耐久がそこまで高い訳ではないので、ブルンゲルで詰ませるというプレイングが良いと思われます。しかし、じしんやいわなだれといったダブルダメージになる技に関しては余裕を持って耐える事ができ、後述するとくせい「のろわれボディ」を活かしてサイクルをずらす、勝ち筋を変える事ができます。おにびやじこさいせいといった技で物理方向への耐久をごまかしながらスリップを重ねる、タイプ相性で詰ませる、こういった使い方が一般的です。
・とくせい「のろわれボディ」
有効な技が一つしかない場合やスカーフなどの「こだわり」アイテムを所持していた場合、3割でかなしばり状態にする事ができるため、例えば"スカーフいわなだれ"で一方的に倒されるリスクが大幅に減るなど、同じ技連打のイージーウィン狙いを崩す事ができます。また、死に際でも残しておく事によって、クッションに使った時にかなしばるという事も3割で発生するので意外な勝ち筋をつかむ機会があります。
とくせい、タイプ相性、技をフル活用し、スタンパのメタ兼選出誘導として種族値以上の活躍をできるポケモンです。
◯総括
現状ブルンゲルはaのトリル始動役が多く、パーティに入っていた場合相手にトリル戦術という択を与えます。その為、ちょうはつもちもしくは高火力あく技、電気技、草技持ちの選出を強いる事ができます。これをメリットと捉えるかデメリットと捉えるかは各々ですが...。またブルンゲル自体耐久がそれほど高いポケモンではないので、「まもる」を採用しない場合の立ち回りを慎重に検討する必要があります。
ただ、私はブルンゲルは大いにチャンスのあるポケモンだと考えています。KP上位のポケモンに対して詰みを作る事が出来る為、サナバレルや雨などのパーティで発生しやすいガルーラの火力を押し付けられる、ヒードランの処理が遅れるなど戦術が崩壊するという事態を防ぐ事が出来ます。
ギルガルドとは一味も二味も違うゴーストタイプ、スイクンやミロカロスには出来ない仕事が出来るポケモンなので技と耐久、環境とにらめっこして是非検討していただきたいと思います。
この記事を読んだ方がブルンゲルの事を頭の片隅に入れてくれれば嬉しいな...
以上です!